2021-02-26 第204回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第2号
日本の原風景と言われる棚田地域をしっかり守るためにも、しっかり農水省さんでもバックアップをお願いしたいところでございます。ありがとうございます。 引き続きまして、農業分野の中山間地域直接支払制度についてお聞きをしたいというふうに思います。
日本の原風景と言われる棚田地域をしっかり守るためにも、しっかり農水省さんでもバックアップをお願いしたいところでございます。ありがとうございます。 引き続きまして、農業分野の中山間地域直接支払制度についてお聞きをしたいというふうに思います。
今回、中山間地等直接支払制度の第五期対策より、従来の地域振興八法に加えて、棚田地域振興法が追加されることになりました。 そこでお尋ねしたいというふうに思うんですが、指定棚田地域においてどのような支援が受けられるのかということ。また、済みません、地元のことで恐縮ですけれども、私の選挙区であります京都の北部の指定地域はどこであるか。
○吉川大臣政務官 御質問いただきました指定棚田地域に関しまして、まず支援の内容、そしてさらには申請を行うことができるのか、要件ということで伺いましたので、お答え申し上げます。 まず、支援内容に関してでございますが、これは少し、済みません、先生、時間がかかってしまいますので、簡略に答弁いたしますと、総務省、文科省、さらには農林水産省、国交省、環境省、内閣府等でそれぞれ支援がございます。
さらに、棚田地域の振興や都市農業の推進などにより、農村への国民の関心を高め、関係人口の増大等を通じて、地域を支える人材の確保を図ります。 こうした農村施策の実施に当たっては、関係府省との連携を深め、総合的に推進してまいります。 四つ目は、東日本大震災からの復旧復興と大規模自然災害への対応に関する施策です。
それは、やはり棚田法案をやったときに棚田地域の視察に行きましたけれども、最初に行ったときにはその地域の方が、また政治家が何か見に来た、観光半分なんだろう、どうせ本気じゃないんだろうと大変冷たい対応をされました。
○国務大臣(江藤拓君) 私も同じ気持ちを持っておりますので、ですから、棚田法案をやったときに、農業政策ではないのだと、国家の意思として棚田地域の営農、その地域の原風景を守るのだということでありますから、計画は内閣総理大臣が立てて、内閣として責任を持って、いろんな省が束になって掛かって地域を守っていくのだということにするので、四年近く時間が掛かりました。
さらに、棚田地域の振興や都市農業の推進などにより、農村への国民の関心を高め、関係人口の増大等を通じて、地域を支える人材の確保を図ります。 こうした農村施策の実施に当たっては、関係府省との連携を深め、総合的に推進してまいります。 四つ目は、東日本大震災からの復旧復興と大規模自然災害への対応に関する施策です。
この棚田地域振興法に基づきます指定棚田地域振興活動計画は、地域協議会が地域の実情に即して実現可能な目標を設定いたしまして、それを実現するための活動内容を三年から五年の期間で柔軟に定めていただくものでございます。
内閣府といたしましては、委員御指摘のとおり、棚田地域振興法等に基づきまして、関係各省から成る連絡会議の事務局を担っているところでございます。本法の趣旨を踏まえまして、基本方針に基づき、しっかりと法制度の運用に当たってまいりたいと考えてございます。
農林水産省といたしましては、この棚田地域振興法を踏まえました施策の充実といたしまして、令和二年度当初予算におきましては、まず、認定棚田地域振興活動計画に基づきます、例えば棚田米のブランド化とか都市農村交流、こういったようなお取組に対しまして、中山間直接支払いによります十アール当たり一万円の加算措置の創設、また、中山間地農業ルネッサンス事業の支援対象地域への指定棚田地域の追加、また、指定棚田地域におきます
これに、指定棚田地域になると、いろいろな条件はクリアされて、一万円ついたり、耕作放棄地は五万円ついたり、それから有害鳥獣のところにかさ上げがついたり、いろいろな要件、それから、地域の面的な整備についてもお金がつけられるようになります。 そして、ほかの省の横断的な、例えば国交省とか観光庁とか、そういったところのお金も総合的に使って棚田地域を守るようなこともできると思っています。
やはり、その内容も十分に周知することもできなかったし、四百五十六人の棚田地域振興コンシェルジュを指定したのでありますが、彼らには、君たちはコンシェルジュを引き受けたからには、どれだけの指定棚田地域を上げてきたか、ちゃんと後からフォローするからなということまで言ったんですけれども、しかし、できることとできないこともあったようで、責めることはできませんが、我々の指導も悪かったし、内容もまだ見直さなきゃいけない
しかし、これは農業政策にとどまっていてはとても無理だろう、やはり地域政策ということが今度の食料・農業・農村基本計画の中などでも大変重要視されますけれども、国としてこの棚田地域を次の世代に引き継いでいくんだという強い意思を国が示すことが大事だという思いでこれを始めさせていただきました。
棚田を守る、棚田地域を振興する棚田法ができたんだと、こうした自治体を巻き込んだ運動が必要です。これは自治体の取組の方がまだまだできていないんじゃないかというふうに危惧をしておりまして、自治体への周知徹底、省庁横断的な政府全体での取組を要望いたします。
そこで、魂という点で、これは棚田地域振興法を先導されました江藤農林大臣にその思いを聞きたいんですけれども、この棚田地域振興法の理念、制定趣旨、具体的な支援策について、大臣の思いを伺いたいと思います。
江藤大臣は、棚田地域振興法の成立に大変御尽力をされたわけでございます。私も、これまで多くの棚田にお伺いをする機会がございまして、それぞれの棚田のすばらしさということを感じておりますけれども、特に私の心に残っておりますのが大臣の御地元である宮崎県の高千穂の棚田でございます。大変急峻な地形にもかかわらず、本当に手入れが行き届いた棚田を初めて見ましたときには、もう素直に感動いたしました。
令和元年六月十二日(水曜日) 午前十時一分開議 ━━━━━━━━━━━━━ ○議事日程 第二十五号 令和元年六月十二日 午前十時開議 第一 特定船舶の入港の禁止に関する特別措置 法第五条第一項の規定に基づき、特定船舶の 入港禁止の実施につき承認を求めるの件(衆 議院送付) 第二 棚田地域振興法案(衆議院提出) 第三 動物の愛護及び管理に関する法律等の一
○議長(伊達忠一君) 日程第二 棚田地域振興法案(衆議院提出)を議題といたします。 まず、委員長の報告を求めます。農林水産委員長堂故茂君。 ───────────── 〔審査報告書及び議案は本号末尾に掲載〕 ───────────── 〔堂故茂君登壇、拍手〕
本法律案は、国民的財産である棚田を保全し、棚田地域の有する機能の維持増進を図るため、国等の責務を明確化し、棚田地域の振興に関し基本方針の策定等の必要な事項を定めようとするものであります。 委員会におきましては、提出者の衆議院農林水産委員長武藤容治君より趣旨説明を聴取した後、採決の結果、本法律案は全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 以上、御報告申し上げます。
○委員長(堂故茂君) 次に、棚田地域振興法案を議題といたします。 提出者衆議院農林水産委員長武藤容治君から趣旨説明を聴取いたします。武藤衆議院農林水産委員長。
棚田地域の振興は、棚田地域の有する多面にわたる機能が維持され、国民が将来にわたってその恵沢を享受することができるよう、棚田等の保全を図るとともに、棚田地域における定住等並びに国内及び国外の地域との交流を促進することを旨として行わなければならないこととしております。
————— 議事日程 第二十一号 令和元年六月六日 午後一時開議 第一 子どもの貧困対策の推進に関する法律の一部を改正する法律案(内閣委員長提出) 第二 動物の愛護及び管理に関する法律等の一部を改正する法律案(環境委員長提出) 第三 浄化槽法の一部を改正する法律案(環境委員長提出) 第四 司法書士法及び土地家屋調査士法の一部を改正する法律案(内閣提出、参議院送付) 第五 棚田地域振興法案
――――――――――――― 日程第五 棚田地域振興法案(農林水産委員長提出)
○議長(大島理森君) 日程第五、棚田地域振興法案を議題といたします。 委員長の趣旨弁明を許します。農林水産委員長武藤容治君。 ――――――――――――― 棚田地域振興法案 〔本号末尾に掲載〕 ――――――――――――― 〔武藤容治君登壇〕
棚田地域における人口の減少、高齢化の進展等により、棚田が荒廃の危機に直面していることに鑑み、貴重な国民的財産である棚田を保全し、棚田地域の有する多面にわたる機能の維持増進を図ることにより、棚田地域の持続的発展及び国民生活の安定向上に寄与することが求められております。
○古川(康)委員 まさに、本法案を成立をさせ、そして内閣として、棚田地域の振興、棚田の保全というものにしっかり取り組むという方針を明確に示し、それに基づく政策を実施していくことによって、棚田地域の振興、さらには棚田の保全、こうしたものの実現をしていかなければいけないと考えているところでございます。
今回の法案は、より幅広く地域の振興を図ることが棚田の保全に必要であるとの認識のもとに、この法律案では、棚田での農業自体を支援する財政支援制度も含め、より幅広く棚田地域振興のために国が必要な財政上の措置を講ずることとしております。 具体的には、本法律案の十四条におきまして、国は、認定棚田地域振興活動計画に基づく指定棚田地域振興活動を支援するため必要な財政上の措置などを講ずることとしております。
棚田地域の振興は、棚田地域の有する多面にわたる機能が維持され、国民が将来にわたってその恵沢を享受することができるよう、棚田等の保全を図るとともに、棚田地域における定住等並びに国内及び国外の地域との交流を促進することを旨として、行わなければならないこととしております。
だから、接点として必ず難しい面が出てくるんですが、これも棚田地域振興法にいう、定義する棚田が出てきたときに、今さっき言ったように、地域ごと利用できるわけですから、地域で一枚一枚持っていてしようがないから、この地域は、地域の地主、田んぼの主集まって出そうよという話になったときに、皆さんの方だと思うんですが、その辺はどうなんですか。
ひょっとして、観光用に六次産業も含んでやるとすると、その棚田地域全体を受け手として借りて、そこで内水面のコイや金魚や、こういう構想だって、日本の国、識者が多いですから、アイデアマン多いですから、出てくる可能性がある。 そのとき、まだできていませんから、できていない法律を云々する話はないと思うんですが、必ず接点出ますから。
○政府参考人(室本隆司君) 棚田地域振興法案は、進藤先生の方で今議員立法として検討されているということは承知してございますが、役所としてまだ答弁できる段階ではないと思ってございます。それが議員立法として提出されるという段階になれば、また私どもとしてもどういうふうな対応が可能かということを検討することになろうかと思います。ちょっと答弁は差し控えさせていただきたいと思います。
棚田政策に関しましてでございますけれども、棚田を含む中山間地域でしっかり農業が営まれて次世代に棚田がつながっていくということは大変大事なことでございまして、日本型直払いにおきましても、平成二十七年度から棚田を対象といたしました超急傾斜地加算を追加するなどして、棚田地域の振興を図っておるところでございます。
そして、総理も、この農林水産業がいわゆる成長の一つの大きな芽である、そして、地域の棚田、地域の美しい風景を守っていくんだ、その地域で頑張っている人たちを支えていくんだということを言っておられるわけでありますから、今、甘利大臣からは位置づけについてお話がありましたけれども、我々農林水産省は、これを具体的に政策に落としていかなきゃいけない責任があります。
さて、次が村の独自施策というようなことで、結構全国的に有名になっております田直しとか道直し、また村独自の事業がいろいろありますけれども、ちょっと簡単に説明をさせていただきますが、田直し事業、これについてはもうかなり昔からやっておりまして、そこにあるとおり実績等もありますが、七ページにあるとおり、棚田地域が多いもので、いかに機械化ができるようにするかということで前村長が考えた施策でして、何枚かの田を区画整理
ですから、例えば市民農園とかあるいは棚田地域の保全に係る都市住民の参画といいますか、そうしたことも含めて、様々な創意工夫がある活動をむしろ農業委員会ができるようになるのではないかというふうに考えております。
そういう問題意識を持ってこの棚田地域をどうするか、そういう視点が私は今求められている、そういう思いを、大臣、共有できるかどうか。
先般もつくばに参りまして、研究所に参りまして、万一、棚田地域、あれが荒れたような状況になったときに、先ほど御指摘の水の問題、災害の心配というのは本当にすぐ出てくることでありますので、これはぜひ棚田を維持する努力をしなければならないと、先般、図面と申しますか、設計、パノラマの状況を見てまいりまして、つくづく感じて帰ってきたような次第でございます。
現にもう、私もずっと、県会議員から、今衆議院に出させていただいているんですが、よく見ていますけれども、間違いなく棚田地域における耕作放棄地は目に見えてふえている。極端に言って、棚田地域でいわゆる水稲が、米作がもう消える、そういう状況になるかもしれぬということを、大臣、思ったことはありますか。
過疎化と高齢化の進行だとか、あるいは担い手の減少だとか、耕作放棄地の増加などによって地域の活力や多面的機能の低下が懸念されておりますので、このために、農林水産省といたしましても、中山間地域において農業生産条件の不利益を補償するために、御承知のように直接払いを実施するほか、棚田の保全を推進するために、日本の棚田百景、実際には百十七市町村で百三十四地区が今認定を行っておるところでございますが、こういった棚田地域
ただ、一方で、棚田地域でございますけれども、農業生産基盤あるいは生活環境基盤の整備がおくれている、あるいは高齢化あるいは過疎化の進行がある、こういうような点が懸念されているわけでございますけれども、棚田を都市部を含めた国民全体の貴重な財産として、都市との交流を含めました地域全体の振興に生かしていきたいというふうに考えているところでございます。